前回の記事で、クレジットカード禁止が広まるだろうっていう話をしましたね。

そもそも「規制」って聞くと、「危ないから制限かけますよー」っていうイメージがあります。仮想通貨が世界全体的に規制の動き(前回の記事ではクレジットカードのお話だけでしたが)ってなると、仮想通貨が危なくなってるってことなんでしょうか?δ(・ω・`)
今回はその辺りをちょっと整理していこうと思います。
そもそもどこが何のために規制しているのかを考える
「G20」という重要なキーワード
というわけで、まず「G20」とは何ぞやってお話から(無知ですみません…)。
G20は、G7(後述)の7か国に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合・欧州中央銀行を加えた20か国・地域のことです。
G20財務大臣・中央銀行総裁会議は、これら先進国・新興国にIMF(国際通貨基金)や世界銀行などを加えたメンバーからなる会議です。1999年(平成11年)から原則年1回開催されていましたが、2009年(平成21年)以降、世界的な金融危機を契機に重要性が高まっており、開催頻度も増えています。
G7は、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国の7か国のことです。
これら7か国によるG7財務大臣・中央銀行総裁会議では、世界の経済・金融情勢や国際通貨制度、金融規制・監督などについて意見交換を行っています。G5と呼ばれていた先進5か国にカナダ、イタリアを加えて、1986年(昭和61年)から開催されるようになりました。(注)
※(注)ユーロ発足に伴い、欧州中央銀行(ECB)総裁、ユーログループ議長も出席しています。
引用:教えて!にちぎん(日本銀行)
NHKなんかでは「先進国に新興国を加えた主要20か国」という表現がされているみたいです(*゚Д゚)
国の名前一覧を見ると、この会議で仮想通貨の話題が出るということはそこまで世界的に広がってるということだし、逆に規制という話題が出ているならちょっと不安になってもきます……(゚v゚;ノ)ノ
何故「G20」は仮想通貨を規制しようとするのか
G20会議は次回今月の3月に開かれます。
その際、仮想通貨の国際的な規制について話し合い、呼びかける方針を明かしています。
G20会合で仮想通貨が議題の一つに上がるのは初めてのこと。
では「G20」は仮想通貨を危険なものとして規制をかけるつもりでいるのか、というとそうではありません。あくまでこの規制は「安全に仮想通貨を利用するために」行なう規制なのだということを頭に入れておきましょうヾ(*´ω`)ノ゙
最近の仮想通貨の話題といえば、取引所からの不正送金だったり、「草コイン」「種コイン」の詐欺だったり、さらには取引所:コインチェックの名前を騙った詐欺なんかもあったり…。



現在、国ごとに規制をかけているものはあります。日本でいうところの「クレジットカードによる仮想通貨購入の禁止」とかですね。
けれどもG20は「国ごとの規制もいいけど、ちゃんと世界共通で仮想通貨を規制して、もっと多くのユーザーが安心して仮想通貨を利用できるようにしようじゃないか」と話し合いを進めようとしてるってわけです。
規制ってだけ聞くと不安になりますが、こうして国がまとまって仮想通貨をよりよくしようとしている、この動きによって仮想通貨はさらに発展が見込めるのではないでしょうか?
さらに言ってしまえば、以前より価格が安くなっている仮想通貨、そして「利用しやすくするための」規制の動き…。
これらを踏まえると、これから仮想通貨を始めようと考えている人にとって、まさに始めるのにちょうどいい時期、と言ってもいいのかもしれませんね(ノ≧ڡ≦)
なんにせよ、「規制」と聞いてすぐに「やっぱり仮想通貨って危ないの!?」と結びつけるのは安直だってことです。私もちょっと一安心…( ̄▼ ̄*)