昨日はコインチェックの記者会見でかなり盛り上がりを見せた仮想通貨業界ですが、その数時間前にある事件が起こっておりました……(゚v゚;ノ)ノ
バイナンスがハッキングされた!?その手口とは!
実は、昨日の朝からうち社長がちょっとへこんでおったのです。
Binance(バイナンス)は2017年にできたばかりの、中国の仮想通過取引所です。
2017年12月には世界取引高1位になってます!
中国の取引所ですが、右上にグーグル翻訳ボタンがあるので普通に使えます◎

そのバイナンスが「ハッキング」にあったとのこと!!!!!
バイナンスの件
二段階破られて、勝手にAPIキー作られたという情報あり。お気をつけを! pic.twitter.com/4Targy3YHW— 仮想通貨ガチホ勢@VIPS推し (@XP_POS_fun) March 7, 2018
確かに夜中2時頃、BTCが暴落してまして、twitterでも騒がれてました。
蘇るコインチェックの悪夢……Σ( ̄ロ ̄lll)
本当にバイナンスは「ハッキング」にあったのか
不安になったであろう方もいると思うので先に結末だけ教えちゃいますが、今回の件は正確にはバイナンスへの「ハッキング」ではなかったし、現在平常運転に戻っております!ご安心ください!ヾ(‘∀’o)ノ
ではでは、バイナンスに何がおきたのかまとめてみましょー!
バイナンスに何が起きた?
- 実際に「ハッキング」はあった
⇒ただし、ハッキングされたのはバイナンスではなく、自動取引BOT
(自動で取引所に売買の支持を出すプログラムらしいです。ふえー!!) - 自動取引BOTを使うためには「APIキー」というのが必要になるが
アカウントでAPIキーを発行したユーザーが片っ端から不正ログインされる - これまた勝手に所有していたアルトコインを売られる
- そしてまた勝手に「VIA」というコインを買わされる
- 犯人たちは予め「VIA」を仕込んでおいて、大量に売り抜けた
ハッキングをされたのはバイナンスではなく、ユーザーが使っていた取引BOTだったんですねー!
https://twitter.com/wataruwtaru777/status/971485366279524352
解決した後だから笑える話ですが、とんでもない図になってますねww
事件の前は日本円で約220円だったのが、犯人のVIA仕込みのおかげで約2万5000円にまで高騰した模様。すごい爆上げ(゚v゚;ノ)ノ
さてさて、この状況で、バイナンスは即座に対応を開始しました。
取引で異常を検知した後、リスク管理システムが発動、そのまま出金停止に。
犯人もすぐに出金に動いたみたいですが、すでにシステムに停止させられていたため、犯人の計画は失敗に終わりましたヾ(‘∀’o)ノ< すごい!
ちなみに、犯人が投入したコインは、バイナンスが実施しているチャリティーへ寄付されることになったそうです。停止していた取引・預金・出金も、すでに再開しております。
何故ユーザーの取引BOTがハッキングに?
考えられている原因としては、「フィッシング詐欺」みたいです。
バイナンスのそっくりなフィッシングサイトに引っかかり、気づかずにログインをして情報を抜かれたのではないか、と。

先日ちらっとお話しましたが、フィッシング詐欺巧妙すぎでは!?
他の業界でもよくある話ですが、仮想通貨業界でも、本物そっくりのメールやサイトを使ってユーザー情報を盗もうとする詐欺が多発してます!(#`皿´)
本当に他人事ではないので、皆様もお気をつけください…。
今回、騒動でコインが暴落する場面こそあったものの、バイナンスの神対応で取引所のイメージは少しは回復……されたのか…な?δ(・ω・`)
ともあれ、こういうことがあると、やっぱり取引所に仮想通貨はおかず、自分のウォレットでしっかり管理していかなきゃって痛感しますね。