警察庁は本日22日、昨年1年間で起こった仮想通過業界の不正アクセス、被害額を発表しました。仮想通貨の不正送金被害の年間統計が発表されたのは今回が初めてです!!
仮想通貨の流出被害、ひどすぎる件について
2017年の仮想通貨の流出被害、年間統計
- 不正アクセス事件の件数:149件
- 不正送金の総額被害:約6億6240万円相当
※3月22日に警察庁が発表したまとめ
※これにはコインチェック不正流出の件は含まない
被害額でかすぎではーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?Σ( ̄ロ ̄lll)
不正アクセス被害が確認されたのは仮想通貨交換業者など16社と、ネット上の口座「ウォレット」の運営会社3社。利用者が取引のために開設したウォレットに他人がアクセスし、別口座へ移し替える手口が多かった。
流出した仮想通貨はビットコインが85件と最も多く、リップルが55件、イーサリアムが13件など。警視庁などが不正アクセス禁止法違反容疑などで捜査を進めている。
引用:仮想通貨の流出被害、17年6.6億円 初の年間統計(日本経済新聞)
ちなみにこのブログでも書いた、取引所のアカウントでは絶対にやらなければいけない!!とされる「2段階認証」、事件の149件のうち122件が設定してなかったというからもうビックリです…。

「やり方がわからない!」「やったつもりでいた…」なんて声がチラホラ見えるのですが…(゚v゚;ノ)ノここ大事なところですからね!自分でしっかりセキュリティレベルを上げないと、何が起こっても文句は言えません!
そして絶対に取引所には自分の仮想通貨を置きっぱなしにしないように!!!!
仮想通貨業界にますます広がるフィッシング詐欺
フィッシング詐欺については先日も「レベル高すぎでは!?」って話を書きましたね…。

国内の取引所では、昨年11月にビットフライヤーが利用者に対して不審なメールへの注意喚起を行ったほか、今月6日にはビットバンクが同社を装ったフィッシングメールが多数確認されたとし、注意を呼び掛けた。
トレンドマイクロは、フィッシング詐欺が増加している背景にアンダーグラウンドマーケット(闇市場)の存在があると指摘する。
仮想通貨取引所のウェブサイトや仮想通貨ウォレットのフィッシングページを、1ページ当たり7ドルで販売している闇市場があるという。ビットバンクが注意喚起したフィッシングとの直接的な関係は明らかになっていないが、このようなサービスの台頭は、仮想通貨市場がフィッシング詐欺の標的になり始めていると考えられる。
今ってフィッシングページを売る時代なんだと驚いたのと、そこまでして詐欺しようとする根性が逆にすごすぎでは!?!?Σ( ̄ロ ̄lll)
これからますます広がっていくと思われるフィッシング詐欺、皆様もどうかお気をつけください!不審なメールが来てもまずは公式サイトをチェックしましょう!!